カーボンオフセット(carbon offset)とは
Wiki的な説明ですが、
我々の生活などで、排出された二酸化炭素などの温室効果ガスを、植林・森林保護・クリーンエ ネルギー事業(排出権購入)による削減活動におり、「他の場所」で直接的、間接的に吸収しよう とする考え方や活動の総称をカーボンオフセットと言います。
カーボンオフセットの前提の考えとして
カーボンオフセットは、「二酸化炭素が温暖化の原因であり、温暖化を防止するために二酸化炭素の排出を相殺しましょう」、ということが前提の考え方です。
前提が疑問視されている考え方もありますし、商業的な考えが入ってきているため、この活動自体も疑問視している方もいますが、考え方自体は皆さんの普段の生活の中にもありますので、分かりやすいと思います。
カーボンオフセットの実施手順
- 自分の行動によって、排出される二酸化炭素の量を算出します。
- 排出される二酸化炭素の量を削減する努力をします。
- どうしても排出されてしまう二酸化炭素の量を相殺(オフセット)します。
簡単に言うと、これだけです。
身の回りでのオフセットの考え方
この考え方は身近なところで、皆さん実践していることがあるかも知れません。
例えば、食事
食べ過ぎたから、運動しよう
お肉多かったから、野菜も食べよう
学校・職場
言いすぎたから、今日は手伝おう
昨日早く帰ったから、今日は残業しよう
昨日勉強できなかったから、今日まとめてやろう
プレミアムフライデー!、翌月曜がプレミアム残業デー
オフセットの考え、いろいろありますが、効果はどうですか?
ええ、そういう事ですよね。
カーボンオフセットも同じで、二酸化炭素出したから吸収しようという考え。
実例で考えてみましょう
1、東京から大阪まで移動したい。
2、飛行機か電車か二酸化炭素の排出が少ないほうを選択する努力をする。
3、新幹線の二酸化炭素量を計算し、その量を吸収してくれる木を植える。
4、個人が木を植えるってなかなか出来ないので、木を植えてくれる会社にお金を払う。
木を植えてくれる会社は信頼できる会社を選ぶ必要があります。
あくまでも例ですが、例えば飛行機は乗客が 1 人でも 100 人でも 1 回飛ぶのは飛びます。1 人が新幹線にしたところで、飛びます。空席でも飛びます。
ただ、カーボンオフセットは、こういう考えのもとで実施しているということを覚えておくと良いでしょう。