地球の歴史から見る、地球温暖化

スポンサーリンク

地球の誕生

地球の誕生は、ビックバンにより水素(H)、炭素(C)、酸素(O)、シリカ(Si)、鉄(Fe)等の元素ができ、それらが集まって惑星、地球となったと言われています。

火星や金星なども同じような状況です。

出来た元素の中での酸素は特殊な性質があり、ほかの元素と結合していきます。

H2+O → H2O 水 → 海

C+O2 → CO2 二酸化炭素 → 大気

Si+O2 → SiO2 二酸化ケイ素 → 土

Fe → 鉄 → 地殻

となり、地球の原型ができてきます。

地球が出来たころの大気はほぼ二酸化炭素だったと言われています。火星や金星も、今は生物がいないためCO2が95%くらいあります。

地球は太陽からの距離、惑星の大きさ等いろいろな条件が重なり、運が良いことに生物が誕生しました。

それは二酸化炭素があったから、と言っても過言ではありません。

二酸化炭素は分解され炭素と酸素になり、炭素は生物の体の素となり、酸素が余ってきます。地球の長い歴史の中で生物は大気中のCO2を使ってきたため、現在は二酸化炭素は0.04%まで減ってきているという状態になっています。酸素は余ったため21%まで増えています。

きれいな空気
きれいな空気

現在の大気の79%の窒素は、もともと全体の5%くらいしかなかったのですが、二酸化炭素が分解されて、酸素が増えたため現在のような大気になりました。決して、窒素が増えたわけではないのです。

このまま数千万年行くと、二酸化炭素を使っていくので少なくなり、生物が生存できない地球になります。

地球のでき方から考えるとこういうことになります。

地球は、今の状態が標準の状態ではない

地球の長い歴史から見ると、氷河期と間氷期を繰り返しているのは間違いない事実です。

間氷期ではない時に生物が生まれ、氷河期では地中で進化するなどしながら今の人間が出来てくるわけですが、生物が誕生する間氷期では夏に氷が解けないというのはおかしいと言われています。

北極や南極に氷がある今が標準ではなく、氷がないのが標準な状態。

気象について

日本では夏は40度くらいまで上がる地域があります。東京、大阪、名古屋も暑いですが、なぜ暑くなっているかというと温暖化が原因ではなく、人間の活動や機械など熱を発するものが多くあることと地面がコンクリートであること。

都心の温室化
都心の温室化

通常は、植物があるので、35度くらいになると葉っぱから水分が蒸発してくるので気温は上がりにくくなります。

地球が出来て生物が誕生するには25度~30度くらいの条件じゃないと生まれていなかったと言われています。人間が快適だと言われる25度くらい。なぜ快適かというと、そのころに誕生したから。

確かに100年くらいの気温データを見ると、平均気温は上がっているというデータになります。

地球の平均気温の変化
地球の平均気温の変化

これは数万年のスパンで考えるとわずかな誤差で、気温が上がっているのは温室効果ガスが原因と言われていますが、二酸化炭素はもともとはもっとたくさんあったけど気温はそれほど高くなかった。

気温が上がるのと二酸化炭素の濃度は相関があるようで、実は結果論だけであまり根拠としてはないことが科学的にわかっています。

二酸化炭素が原因だ、という根拠はないけど、二酸化炭素が原因じゃないという根拠はある。という状況です。

例えば二酸化炭素が地球を保温しているということは、地球側からの熱を宇宙に逃がさないということですが、逆に太陽からくる熱も地表に届きにくくなっている、って考えるのが普通じゃないですかね?

なんで内側からだけ影響があるのかが良く分かっていません。

しかも0.04%がどれくらい影響しているのか。

たぶん、温暖化対策と言えば、政治や産業、経済に都合が良いように地球全体が回っているのでしょうね。

なので科学者たちは温暖化に異を唱える方が多いのだと思います。

タイトルとURLをコピーしました