70歳までの就業機会確保の閣議決定から考えること

70歳までの就業機会確保など、企業努力義務の改正法案が閣議決定したと発表がありました。

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改正法案のポイント

  • 定年廃止
  • 7 0歳までの定年延長
  • 継続雇用制度導入(子会社・関連会社での継続雇用を含む)
  • 他の企業(子会社・関連会社以外の企業)への再就職の実現
  • 個人とのフリーランス契約への資金提供
  • 個人の起業支援」及び「個人の社会貢献活動参加への資金提供

フリーランスや個人起業などの支援が入っている点に注目ですね。

エンジニア界隈では定年を待たなくても、フリーランスや個人起業に進む方も結構いると思いますが、エンジニアではない方々で、士業と言われる資格も持っていない方は選択としては難しい気がしますよね。

企業側の動き

企業側では、45歳以上の早期希望退職がニュースになっていたり、RPAやAIなどによる生産性の向上で人不足を解消しようと努力していますし、アレ?って思いますね。

政府と企業の方向性合ってないですよ。

これからどうやって合わせていくのが気になるところです。

一般的に、高齢になってくると柔軟性が無くなり変化を受け入れられない考え方になってきて、今でも老害とか言われる場合があります。

さらに70歳までとなったらその傾向は大きくなるので、会社としてはお荷物、中堅若手にとってもお荷物ということになりかねません。

労働者側の意識

労働者側の意識としては、アンケートの結果から、65歳以上まで働きたい人が一定数いるのは確実です。

聞く対象によって大きく差は出ていますが、老後の資金も心配ですし働きたいというのは分かりますね。

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個人的にはどう考えるべきか

自分の考えは時代に合わせて最適化していきたいですが、現時点の記録として残しておこうかなと。

仮に政府と企業の方向性のギャップが埋まり、雇用の上限が伸びた場合、自分はどういう選択が出来るだろうか?どういう選択を目指すべきか?

  1. フリーランスか個人事業で、気楽に仕事していることをイメージ
  2. NPOとか、子育てとか支援したい

今の会社だったら、定年延長や再雇用は無いかなと思っています。

逆に、早期退職の募集がないかなーと思ってるくらい。

老害とか言われながら安い給料で会社にしがみ付くのはカッコ悪いので、自分で稼ぎたいというのが方向性としてあります。

それが早いか遅いか、だけの違いですね。

1、を目指すために、今からpythonを始めてみたり、アフィリエイトやブロガーの可能性を考えブログをはじめてみたり、いろいろ挑戦していますが、まだ先は見えないですね。

2、は子育てをしてから、子供の可能性を大きく感じたことがきっかけで、何か出来ないかなと。具体的なイメージは無いですが。

今は、土日くらいしか時間が取れませんのであまり支援出来ていないと実感しています。これが定年過ぎたらいきなりできるようになるか?というと、出来ないでしょうね。とはいえ、気持ちはある。

それにしても、

定年を70歳まで上げることや、副業解禁など、高齢でも自分で働ける環境作りが年金制度の見直しにつながっていると思うと損した気分。

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