情シスにもマネタイゼーションが求められる時代

Monetization

先日、会社の中で新しい事業案の募集がありました。

もう事業企画部では思いつかなかったようです。

スポンサーリンク

いくつか案はあったが

以前、RPAの導入事例をグループ会社の集まる場で発表したことがあり、その際「うちの会社に導入コンサルサービスで来てくれない?」と2社からお話をいただきました。

RPAだけだと事業化できるかわからないけど、いろいろ組み合わせればいけるかも?と思ってましたが、出すことはありませんでした。

他にも2~3ありましたが、出さなかった理由があります。

出し損になる

良くあることですが、言い出しっぺが重い負担になることがありますが、見返りがない。

サラリーマンだから会社にために~というのは無いことはないですが、今の業務にさらに負担が増えてくるのは36協定的にNGで実質無理でした。

案を募集して進めることになれば、個人だけではなく周りがサポートしてあげないと、案を出したくなくなりますよね。

残念ながらそういう文化になってしまっています。

業務システムのパッケージ化は無理

情シスがマネタイズするとしたら、

  • 業務システムのパッケージ化
  • 運用保守サービス
  • コンサル

この辺になってくるかと思いますが、普通にITベンダーさんにお願いしたほうが良いですよね。

では、どうする?

考えられるのは、業界やニッチな部分で勝負することになるかと思います。

ただそうなると、同業者へ技術提供することにもなり、競争力がない場合は相手に塩を送ることになります。

経営陣は嫌がりますよね。

またそんなところには投資はできないと言われるでしょう。

よっぽど良い製品と覚悟があればできますが、当社では無理。

マネタイゼーションの可能性

例えば、システムや保守はパッケージ化できなくても、データとかメソッドの販売だったり、最近ではAIでデータから導き出された情報の製品化だったり、そういう「データマネタイゼーション」とでも言うのか?そういうところで考えることはできるかも知れない。

というところまでは考えたけど、この先の落としどころが分からず。

ただ、間接部門でもマネタイゼーションが求められる時代になってきました。

本業だけでは競争も厳しくなり、付加価値だったり、事業の方向性転換だったり、会社も多様性を求められる時代になったということかも知れませんね。

タイトルとURLをコピーしました