年が明けて、あまりに寒いためホッカイロを数十年ぶりに使いましたが、冷たくなったホッカイロどうやって捨てるのかな?と調べたところ、意外にも使い道があったのでご紹介します。
1、消臭剤として利用
カイロの中身には、消臭効果のある活性炭が含まれているので、カイロを消臭アイテムとして使うことができます。
![カイロで消臭](https://othernote.net/wp/wp-content/uploads/2020/01/Disposabl-warmer-deodorant-1024x577.jpg)
使った感じ、多少効果があるかな?という程度でしたが、ただ捨てるだけよりは良いかなといった感じです。
我が家は玄関からすぐキッチンなので、料理のニオイも吸っているせいかすぐに効果は無くなってしまうようです。
2、湿度の調整材として利用
消臭効果のほかに、湿度をコントロールする効果もありますので、湿気を取りたいクローゼットとかに置いておけば湿度を調整してくれる効果が期待できます。
消臭と湿度調整(要は乾燥)ができるので、クローゼットや下駄箱には良いですね。
![クローゼットの湿度取り](https://othernote.net/wp/wp-content/uploads/2020/01/closet-Moisture-removal-1024x577.jpg)
ちなみに我が自宅の床下には大量の活性炭が入っています。
![床下の活性炭](https://othernote.net/wp/wp-content/uploads/2020/01/Activated-carbon-Underfloor-1024x768.jpg)
3、ガーデニングの土壌改良
カイロにはバーミュライトという物質が含まれていて、保湿性や通気性が期待でき土壌の改良になります。
ただし、使えるカイロと使えないカイロがありますので注意が必要です。
使えるカイロは、バーミュライトが入っているものです。
![カイロの成分](https://othernote.net/wp/wp-content/uploads/2020/01/Disposabl-warmer-element-1024x577.jpg)
![カイロの中身](https://othernote.net/wp/wp-content/uploads/2020/01/PDisposabl-warmer-contents-1024x577.jpg)
注意点としては、塩類が入っているのが分かるかと思いますが、塩類は土にダメージを与えてしまうため、水で洗い流してあげる必要があります。
![濾過](https://othernote.net/wp/wp-content/uploads/2020/01/Disposabl-warmer-filter.jpg)
![苗](https://othernote.net/wp/wp-content/uploads/2020/01/nae.jpg)
もし、処理が面倒だという方は、最初から土に戻る、カイロも売っていますので、そういうものを購入しても良いかも知れません。
ごみとして捨てる場合
不織布で包まれている中身は、酸化鉄が含まれていますので、「可燃」か「不燃」といった「ゴミの区分」については自治体によって違うので、処分するときは確認しましょう。
私の仕事場の東京都江東区では、「燃やせないごみ」です。
![ゴミ分別表](https://othernote.net/wp/wp-content/uploads/2020/01/Garbage-sorting2-1024x577.jpg)
草加市では、「可燃ごみ」でした。
![使い捨てカイロは「可燃」](https://othernote.net/wp/wp-content/uploads/2020/01/Garbage-sorting.png)
また、十分に冷め切っていない場合、発火の原因にもなりますので、注意して捨てましょう。