9月19日、経済産業省の有識者会議
9月19日、経済産業省の有識者会議で、再生可能エネルギーを大手電力会社が買い取る「固定価格買い取り制度」(FIT)の見直しで、大規模太陽光発電や風力発電などの市場価格が事前に決めた基準価格を下回った場合、国が一定額を上乗せする案が了承された。
見直しは電気料金に転嫁される買い取り費用を抑えるのが狙い。ただ、卸電力取引市場の価格が低迷すれば、大規模太陽光など発電事業者の経営が悪化し、再エネ普及の妨げになる。このため、市場価格が基準価格に届かない場合、一定額を補助金で穴埋めする。同省は基準価格の設定方法を含む見直しの具体策について、年内にも最終案を取りまとめる。
ここからの
これ
12月12日、 経済産業省の有識者会議
12月12日、経済産業省の有識者会議で、太陽光発電や風力発電など再生可能エネルギーによる電気の買い取り制度を見直す報告書案をまとめた。大規模な太陽光と風力でつくった電気について、大手電力会社が定額で買い取る「固定価格買い取り制度」(FIT)の対象外とする。市場での売電を前提とする制度に切り替える。
どういうこと?
大規模太陽光発電の問題点
大規模太陽光発電については、場所によっては樹木を伐採したり自然を破壊して設置されているケースが結構多く見かけます。
個人の敷地で個人が設置して発電している分には良いのですが、中国や韓国の企業が土地を購入し大規模に設置し、国や電力会社から補助金や売電対価を得ている実態があります。
再生可能エネルギー、自然エネルギーを得るために自然を破壊しているという問題です。
景観も変えてしまうため、観光などにも影響を与えている地域があるかも知れません。
経済産業省が問題意識をもって今回の方針に切り替えたのであれば、素晴らしいこと。
環境問題に関しては、環境省管轄ですが、この辺連携とって進めていただきたいものですね。
個人が設置するのは?
個人の敷地に設置したり、屋根に設置して自宅の電力に充てることは素晴らしいことだと思います。
土地の有効利用、空きスペースの有効利用になりますね。
ただし、気を付けてください。
もし売電目的で設置するのであれば、よく考えて設置をしたほうが良いです。
メーカーさんのシミュレーションの見積もりを見ると、あたかも儲かるような話で夢が広がってしまうのですが、実際には見積もり額までは達しないことが多いです。
設備のスペック、メンテナンス、天気などで結構違いが出てきますので、下記のような見積もりサイトで、いくつものメーカーの相見積もりを取って比較をすることをお勧めします。
また、電気代のためではなく、自然エネルギーの利用という名目であっても、太陽光パネルの処分だったり屋根の破損だったりありますので、バランスを考えて設置することをお勧めします。