終身雇用時代の終了
トヨタの社長が「終身雇用を守るのが難しい」と発言しています。
終身雇用は、高度成長期に優秀な技術者を会社に留めておきたいため、年功序列で給料を上げて定年まで保証しますよ、という制度が現在まで続いている状況ですが、とうとう終身雇用の終わる時代が来るようです。
大手企業でも45歳でリストラが始まり、国も副業を推奨しています。定年の上限もおそらく上がるでしょう。
近い将来、会社に属するのではなく事業に合わせて契約して仕事をしていき、定見という考えもなくなってくるのでしょうね。
離職率
現在の20代は、スマホとシェアリングエコノミーが当たり前の時代なので、1つの物に執着するという考えが、無くなってきている状況。
1つの会社にすべてをかけるということが、いかに危険かということをわかっている時代の人たち。
大学卒業生が、新卒で入社後3年間で離職する率は30%を超えるという現実。
今までは、会社側は終身雇用として採用するが、社員は会社に依存しないという考え方のギャップがあり、「最近の若者は我慢ができない」などと言われている。
違うんですよ。働き方が変わってきているんですよ、と言いたい。
これから会社側も終身雇用をしなくなるということは、若手社員の働き方と合ってくる。
そうなってギャップが生まれて痛い目を見るのは、30代以上の会社にしがみ付いている、意識を変えられない人たちになるのでしょうね。